自民党? ついに終焉が始まったようです
まったく変なことになっていますね。
少し前までは自民党といえば、「ちょっと保守で安定的・・・」という感じでしたし、日本人を嫌う政策をとっている「韓国・中国」を逆に嫌悪するマジョリティとかぶっていましたので、かろうじて代表性を保っていたきらいがありました。ところが、今はとんでもない状況に変貌していると危惧しています。
自民党は、私のような年寄りが完璧に支配していますので、かなりのパーセント(6,7割くらい)が親韓・親中で、日本経済をじわじわと破壊する消費税増税などは、財務省云々というよりも、おそらく政治家を含めた彼らの昔からの画策でしょう。もちろん、アメリカの(中国系の)一部の勢力も混じっています。結局、政治・行政に関わる周りの大多数の人々がアメに食らいつき、日本を弱くする政策を大推進しているわけです。個人的な弱みを握られている?などというのはまだしも好意的な考えではないでしょうか。日本の状況に関し、ここに至ってもなお国際的な相場観を失っている政治家がほとんどだということは、日本の中枢部の人々が「国」という概念すら失われている気がします。嘆かわしい限りですね。
要するに、今回の参院選で自民党に票を入れても、何のメリットもないということです。自民党が勝つと確実に実現することがあります。「消費税10%から19%への増税」、「不法移民数の増加」がツートップになるでしょう。どちらも日本国をぶっつぶす要因になるに十分なエナジーを持っています。
どうしてなんでしょうかね……。消費税については、私の家計などは、今年度からすでに緊縮モードに入っていて、生活費はおそらく五分の三くらいにはなっています。若い息子・娘らは薄給で働いていますが、まあ、推して知るべしですね。
緊縮政策がどうのとか、グローバリズムがどうのとか、難しい話は息子たちには理解されません。日本の皇統がどうのこうのという話に至っては「はぁ?」という感じで、まったく聞く耳持ちません。要するに、私の息子たちは、政治や国体の高尚な議論などをするにはあまりにも経済的な余裕がなくなりすぎているわけです。
つまり、まずは、若い人の給料を上げ、生活の安定を保証しなければ、左翼も右翼も、リベラルも保守も、「結局あんたら全員、別々のお花畑で遊んでいるやつらじゃないか?」と言い捨てられる時代に突入したということです。
まずは経済を元に戻さなくてはならない。消費税自体がなかった――昔の状態に戻さなくてはなりません。そういう意味でいうと、今回の選挙において、自民党、公明党に入れることは自死に当たるでしょう。突如、消費税反対を唱えた維新の党もおかしな集団です。同じ穴の貉でしょうね。
まずは経済――実質賃金の上昇です。リベラルやら保守やらの面倒な政治思想は当人が望めば後からついてきます。保守的な思想集団も、貧乏な人に対して経済以外の思想を押し付けてはならない。そんな時代が到来したのではないかと思っています。
(黒猫翁)