藤井氏に関する足立やすし衆議院議員のBLOGOSの記事が出ていました
BLOGOSは昔たまに眺めて楽しんでいたのですが一時期からコメント欄での罵詈雑言発言が多いときがあって以来ずっと見ていませんでした。藤井氏の一件でたまたま見たら維新の党の足立やすし衆議院議員の記事が出ていたので読んでみたのですが、ちょっとこれは如何なものか――
「安全地帯でいえる2流学者」という公開での侮辱発言をしてしまっているのはあとあと問題になるでしょうが、それはそれとして、なんだか「7つの事実」の説明がなかったみたいです。
藤井氏が喧伝する「大阪がダメになる」理由のお粗末さ ― 国交省都市局長もダメ出しする藤井氏の「都市計画」論
色々と書かれているのですが、肝心なことが何もありません。維新の党――なぜいつまで経っても「7つの事実」を無視するのでしょうか?
ひょっとすると公党全体として誤解しているかもしれないので言ってしまいますが、「維新の党からきちんと反論・説明したことは一度もないのですが、それをきちんと認識されていますか」?
また、足立やすし議員は藤井氏のことを「安全地帯」にいると侮辱していますが、議場での発言の自由を法律で特別に守られている国会議員のほうが「単なる学校の先生(失礼)」よりはるかに安全地帯にいると思います。ただし国会議員の特権にしてもデマや捏造をいえる権利だと認める人はいないでしょう。これについては藤井氏がとりあえずの指摘をしています。
「維新・足立議員」の国会質疑に基づく主張の不当性について|藤井 聡
もし藤井氏にその気があれば法律的な決着はすぐにでもつくと思いますが、足立議員が今回の件で今後どうなっていくのか少しだけ興味はあります。いずれにせよ足立議員は「いわゆるやばい状態」にいる可能性がありますので、こんなご時世ぜひ積極的に説明されたほうがいいと思います。
そんなことより、維新の党の足立やすし議員はここまでカミングアウトしたからには、藤井氏が基本としている「7つの事実」が本当に事実かどうかに対する見解をはっきりさせなければなりません。(大阪市民をケムに巻きたいだけなのなら別ですが)一番大事な点を放置したまま言葉をつらつら並べても霧が濃くなるばかりで、大阪市民にとって百害あって一利なしかと思います。
そういえば橋下市長はあれはデマだといって右から左へ流していたのを記憶していますが、今までちゃんとした形で答えを聞いたことありません。市長は毎日記者会見やってるのですから、時間をかけてしっかりした説明をしてマスコミに大々的に報道させて欲しいと思います。お互いあまりにも相反した中身なので大阪都構想の提案側からきっちりした反論がないとさすがに一般市民としてはとても賛成票は入れられないでしょう。ヒトラーとかヘドロとかはっきりいってどうでもいい話です。(黒猫翁)